わかりにくいデザイン
わかりにくいデザインはたくさんある。
素人だけでなく、プロでもわかりにくいデザインを作ってしまうことはよくあるのだろう。
例えばADOBE。フォトショップやイラストレーターのソフトの会社で、ある意味デザインのプロ中のプロみたいなイメージもあるのだが。
ADOBEのフォントのサービスでTypekitというのがある。それがいつの間にかAdobe Fontsという名前に変わったのだが(このような名前の変更もやたら多いのがややこしい)、そのAdobe Fontsサービスの操作の部分でもややこしい。
詳細は省くが、要は選んだフォントを有効にするか、無効にするかという部分。ここが、アクティベートだのアクティブだのと、すぐに意味がわかりかねる、有効なのか無効なのかどちらか判断しづらい、デザインになっているのだ。
アクティブだから有効だろうと単純に考えればいいと思うかもしれないが、画面の色合いや操作画面から、逆のパターンにも読み取れるし、だったらもっとわかりやすくしろよ、ということなのだ。
アドビの場合はこのような、いきなり、勝手に、まるで自己満足のような仕様変更がやたらと多い。数万円もするソフトの使い勝手を、やたら好き勝手に変更する。だからフォトショップとイラストレーターの間でユーザーの使いやすさに配慮した部分がほとんど感じられない。
今回のフォントを設定する部分でも、ユーザーの使いやすさを考慮する意識はほとんどなかったのだろう。ただ「自分はこんなことも出来るんだ」という満足感を得ることを重視しているのだと予想できる。